日本人が間違えやすい英語

母国語以外の言語を学んでいるとき、何度も間違えてしまう表現などがある人も少なくありません。正しい知識は持っているはずなのになぜ間違えてしまうのか、これは言語移転というパターンが影響しています。言語移転は、第二外国語を学んでいるときに起こる現象です。言語移転はそもそも2パターンあり、良い影響を与えることを「正の移転」、逆に悪い影響を与えることを「負の移転」といいます。日本人が英語を学んでいるときの、正の移転として分かりやすい例に「所有格のS」があります。これは日本語にすると「彼女(の)バッグ」というように、そのまま「の」として対応できます。日本語の文の構造や語順がそのまま対応できるため、言語学習をするときにもプラスとして働くのです。しかし、プラスの影響だけでなく、負の移転も多く存在します。日本人が混乱しがちなものに、不定冠詞(a)と、定冠詞(the)の使い分けがあります。そもそも日本語の名詞には冠詞が存在しないため、冠詞自体の感覚も持っていない上に、「a」と「the」で変化が起こっては分かりづらく感じます。文法だけでなく、発音も言語移転の影響を受けます。日本人は「L」と「R」を区別して発音することは難しく、リスニングにおいても上手く聞き取ることができません。これは、日本語にこの音が存在しないことが理由となっています。日本人が英語を話すとき、特有のカタカナ英語になってしまうのは音にも問題があるのです。他にも、「はい」と「いいえ」の答え方が反対になってしまう場合もありますし、「ありがとう」を「すみません」と言いがちです。そもそも言語自体が違う上に文化も違います。英語を勉強するということは、このようなマイナスの影響があることも覚えておきましょう。

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